夏ドラマは“カタルシス狙い”がズラリ…深夜ドラマ「復讐の未亡人」に“優勝の四要素”

公開日: 更新日:

「『六本木クラス』も『競争の番人』も描き方はまったく違うけれど、弱者が強者に立ち向かう話です。日曜劇場が得意としている“カタルシス狙い”がどう受け入れられるか、注目したい」

 確かに「六本木クラス」では“会長”の香川照之、「競争の番人」では“国交省事務次官”の小日向文世が初回からラスボス感全開。これから話が進むにつれ、主人公たちがどう立ち向かい、どう復讐するのか。その描き方が評価の分かれ目になるかもしれない。

 そんなカタルシス狙いは深夜ドラマにも及んでいる。前出の亀井徳明氏が復讐モノとして推すのが、松本若菜(38)の初主演ドラマ、テレビ東京系の「復讐の未亡人」(木曜深夜2時35分)だ。

 春ドラマの「やんごとなき一族」(フジテレビ系)での“怪演”が話題になった松本が、愛する夫を自殺に追いやったブラックIT企業に潜入して〈“甘美でSexyな復讐”を繰り広げるサスペンスドラマ〉(公式HPから)。

「ド深夜なうえにCMが多いのでリアルタイム視聴には向きませんが、リアリティーとか、細かいツッコミどころは抜きにして、復讐のカタルシスは味わえます。地上波にしてはかなりキワどい松本さんの官能的なシーンも……14日放送の第2話で見せた騎乗位での表情は素晴らしかった」と亀井徳明氏は笑う。

 話題の松本に加えて、復讐×未亡人×セクシーとなれば、おじさん心はワシ掴みで優勝!?

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    元ソフトバンク「伊奈ゴジラ」の転落人生…淡路島で盗み84件総額472万円、通算5度目の逮捕

  3. 3

    大関・大の里すでに「師匠超え」の鋼メンタル!スキャンダル報道もどこ吹く風で3度目賜杯

  4. 4

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  5. 5

    テレ朝に“ナスD”超え「1億円横領」続々の過去…やりたい放題で解雇された社員のヤバい所業

  1. 6

    東洋大姫路・岡田監督が吐露「本当は履正社に再任用で残る予定で、母校に戻るつもりは…」

  2. 7

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  3. 8

    山下智久「正直不動産」映画化でひと儲け狙うNHKに「甘い」の声も…山P人気は下降気味

  4. 9

    レイズ看板選手「未成年への性的虐待容疑」で逮捕も…ドミニカは殺人も銃撃も「無罪放免」の実態

  5. 10

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在