夏ドラマは“カタルシス狙い”がズラリ…深夜ドラマ「復讐の未亡人」に“優勝の四要素”
地上波GP帯の“夏ドラマ”はほぼ出揃って、残すは、20日スタートの日本テレビ系「家庭教師のトラコ」(水曜夜10時)と、24日の「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」(日曜夜10時半)の2作だ。
「視聴率レースで言うなら“常勝”とされるTBS系日曜劇場に、テレビ朝日系木9とフジテレビ系月9といった看板枠が挑むという格好です。リアルタイム視聴を対象にした世帯視聴率は、あまり意味をなさなくなったとはいえ、メディアが取り上げる“数字”は欲しいというのがテレビ局の本音でしょうね」(広告代理店関係者)
テレ朝系木9は大ヒット韓国ドラマ「梨泰院クラス」のリメーク版「六本木クラス」、フジ系月9は前クールに続く新川帆立氏原作の「競争の番人」で、いずれもまずまず好発進。TBS系日曜劇場「オールドルーキー」と争っているが……。
テレビコラムニストの亀井徳明氏は「テレ朝もフジも日曜劇場が数字を取れる理由を研究して、乗っかれるところは乗っかろうとしたように見えます」とこう続ける。