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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

平野レミ、DAIGO、キンプリ岸優太…料理番組が今、面白い!

公開日: 更新日:

DAIGOは歌より才能がある?

 15品を作るうえに試食をし、夏祭り風セットにぴったりマッチしたお祭り騒ぎでずーっと音声多重放送を見ているような騒々しさ。コロナ対策でレミと、交代で料理を手伝うゲストの間には移動式アクリル板があるのだが、そんなことはお構いなしにアクリル板を乗り越えるレミ。そのたびに「距離を保ってくださーい」と松田が叫ぶが、お構いなし。やりたい放題のレミを持て余し気味なところも含め、番組らしさが出ていた。

 目玉はイカの丸焼きを1個まるまるのスイカにぶっ刺した「いか下スイカ」。土用の丑の日も近いからか、ウナギをまるごとカツにした「うなるカツバーガー」も。見て楽しく、食べておいしければ言うことなし。

 レギュラーでは「DAIGOも台所~きょうの献立何にする?~」(テレビ朝日系)。4月にスタートし、はや3カ月。料理初心者だったのに、着々と上達している。性格や育ちのよさも料理に出ている。先日歌番組で歌っているのを見たが、歌より料理の方が才能があると思ったほど。

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