柴咲コウ「沈黙のパレード」大ヒットで期待 大赤字のアパレル会社の窮地救えるか
■5期連続赤字から黒転?
柴咲は芸能活動の一方で、2016年に設立した「レトロワグラース」で社長を務めている。同社は環境に配慮したアパレル製品などを製造販売しているが、5期連続で赤字を計上し業績不振に喘いでいるとのこと。
「現在のSDGs(持続可能な開発目標)の流れに沿ってはいるものの、ユニクロなどのファストファッションやプチプラ流行りの中、環境にやさしい意識高い系の高価格帯商品が思ったように売れず、業績が上がらない状態が続いているようです。新たに資本調達などをしないと事業継続が難しい中、20年3年、大手芸能事務所『スターダストプロモーション』から独立したことで、自身の会社に芸能部門が加わりました。柴咲はいわゆる芸能人の副業としてではなく、信念を持って今の事業に取り組んでいることがインタビューなどから伝わってきます。今年は自らの芸能による稼ぎで、正念場に立たされている会社の窮地を救う覚悟ではないでしょうか」(前出・週刊誌記者)
今期は待望の黒字転換となるか。