俳優・猪征大はホテルマンから異例の転身「ドラマで前職の経験が生かされた」
「この役は俺しかいない」
ーー今回はホテルが舞台。ホテルマンの役です。
「この役は俺しかいない、3年間やってたんだから、って本当に燃えてたんですよ! ホテル独特の雰囲気、お客さまファーストな立ち居振る舞い、澄んだ匂い、華やかさと静けさとか体に染みついてますから。決まった時は『シャーッ!』ってガッツポーズで叫びました(笑)」
ーー現場はどうでしたか?
「僕は池田良さんと先輩後輩コンビなんですが、プライベートの時間でも僕を後輩として扱ってくれたので、バディー感が映像にものっていると思います」
ーー現場で気になった俳優は?
「主演のディーン・フジオカさんですね。孤高の支配人役で、そこにいるだけでホテルという空間を成立させてしまう説得力に驚きました」
ーー今後のビジョンは?
「演技を通して、誰かの背中を押したり、誰かの明日が少しでも豊かにできたらいいなと思います」
(聞き手=岩渕景子/日刊ゲンダイ)