TBS国山ハセンも異業種へ転職…もう局アナなんて「一生の仕事」じゃないのか?

公開日: 更新日:

 ひと昔前なら、フリーランスになって各局の番組を渡り歩くという転身もあったが、有働由美子大越健介という“真打ち”のフリー転身で打ち止め感が広がり、いまは芸能事務所などからのオファーは少なく、契約金やギャラも下がっているという。だったら、畑違いの仕事でも、お声がかかるうちに「第2の人生」に踏み出したほうが賢明と考えるアナが、いま増えているというわけなのだ。

「視聴率が少しでも下がると周囲からいろいろ言われ、担当する番組によっては夜中に起きる生活ですから、精神的にも肉体的にも相当きつい。若いうちはまだしも、子育て、家族を優先したいと考えるようになったら、アナウンサーなんて一生やる仕事じゃないと思ったりするでしょう。テレビ局勤めに見切りをつける中堅アナは、これからも続きますよ」(キー局アナウンサーOB)

 局内が、世帯視聴率からコア視聴率(13~49歳の個人視聴率)重視になったことも影響しているという。若い視聴者を増やせということで、出演者の若年化が進み、番組進行でも新人アナが起用されることが多くなった。女性アナ30歳定年説なんていうのがあるが、男性アナも中堅は出番がなくなってきているのだ。

 国山ハセンは退社後は何を生業とするつもりなのか。まさか政界進出なんてことじゃないよなあ。

(コラムニスト・海原かみな)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動