山﨑賢人「アトムの童」最終回2ケタ視聴率も…残るモヤモヤで際立つ香川照之の存在感
山﨑賢人(28)主演のTBS日曜劇場「アトムの童」の最終話が11日に放送され、平均世帯視聴率10.2%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)と2ケタでフィニッシュ。“看板枠”のメンツを保った格好だが、ネット上には《出演者は良かったけど、脚本が……》なんてモヤモヤ感が残っているようだ。
「《山崎クンはやっぱり美形》《松下(洸平)さんもカッコイイ》などと演者のビジュアルに関する書き込みも多く、ピンチヒッターで急きょ出演することになったオダギリジョーさんの演技も、それなりに評価されています。ですが、中には香川照之さんからオダギリさんに代わったことで《脚本も書き換えられたんじゃないか》なんて指摘があるほど、肝心のストーリーについては《幼稚》《予定調和すぎる》などと厳しいコメントが目立ちますね」(テレビ誌ライター)
脚本が幼稚かどうかはさておき、今年8月に醜聞が報じられ、番組やCMを降板してもなお、いまだ話題に上る香川も、ある意味すごい存在感と言えそうだ。
「とりわけゲーム業界に詳しい視聴者からすれば“雑”に見えるところもあって、最終回もスッキリせず、そのぶん余計に香川さんが“ラスボス”を演じていたらどうなっていたんだろうとか、脚本も違っていたんじゃないかなんてモヤモヤ感が残ってしまったようですね。オダギリさんの演技がうんぬんというより、『半沢直樹』や『日本沈没』など、かつて日曜劇場で爪痕を残してきた香川さんの“コッテリ感”を忘れられない視聴者も多いのでしょう。確かにあそこまで濃いキャラを演じられる役者さんも、そうはいませんからね」(ドラマ制作会社プロデューサー)