羽生結弦「驚愕の経済効果」…東京ドーム公演は最安値でも2万3100円、桑田佳祐の2倍超!
東和薬品は反響の大きさにニンマリ
羽生のもたらす経済効果は企業にとっても計り知れない。まずはコーセーのスキンケアシリーズ「雪肌精」。2021年3月期の売り上げが124億円とコロナ前の19年3月期に比べ半減していたが、今夏に羽生を使ったCMが放映された途端に売り上げが急上昇。34カ月ぶりに前年比プラスに転じている。同社の小林一俊社長も「今まであまり獲得できていなかった男性からの問い合わせや購入が増えている」とコメントしている。
「売り上げの金額についてはお答えを差し控えさせていただきます」(コーセー広報担当者)
自社のWeb広告に起用している東和薬品も明るい調子だ。
「彼の出ている動画やツイッターへの反応が大きく、驚いている次第です」(東和薬品担当者)
読売新聞が仙台市など6カ所で開催した「羽生結弦展」にもファンが殺到する人気ぶり。全日空商事は羽生の公式グッズを販売しているが、「YUZUタンブラー」(3200円)、「YUZUボトル」(4500円)など高額にもかかわらず大きな売り上げを記録中。オリジナルのジャージーや磁気ネックレスなど完売も出ている。
寝具メーカーの西川は、12月23日まで大々的なキャンペーンを張っている。