里見浩太朗86歳が殺陣を卒業…多芸多趣味な「最後の時代劇スター」が語った健康の秘訣

公開日: 更新日:

 時代劇スターで歌手の里見浩太朗(86)が、代名詞でもある殺陣を卒業するという。テレビ東京系の新春ドラマスペシャル「ホリデイ~江戸の休日~」の記者会見で、共演の高嶋政伸は「その話を聞いたときは、ちょっと寂しかった」とこう言った。

「さやから刀を抜くとき、本当の刀を抜いているような重量感がある。凄まじさに戦慄しました。ゼロから勉強したい」

 弟子入りを志願された里見は、こう答えた。

「若い頃、ある先生から刀は抜いたら斬るか斬られるかなんだと教わった。今から京都行きましょうか」

 それは東映ニューフェイスの頃から、通い慣れた太秦の東映京都撮影所のこと。日本映画界が沸きに沸いた1950年代、年間約30本もの作品に出演し、名を上げた第2の故郷である。今回の新春ドラマでも太秦を訪れたそうで、現代と江戸時代が交錯するドラマの中、威風堂々たる殺陣を披露したそうだ。

「この年齢だから、大立ち回りは本当にこれで最後と思って精いっぱい頑張りました」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    佐々木朗希「通訳なし」で気になる英語力…《山本由伸より話せる説》浮上のまさか

  4. 4

    金田ロッテはキャンプ中に「生理(性処理)休暇」を堂々と導入!監督就任翌年に日本一を達成した

  5. 5

    故みのもんたさん 闘病生活の中で本紙に語っていた「老い」と「人生最期の願い」

  1. 6

    大阪・関西万博もう間に合わず? 工事未完を「逆転の発想」で楽しむ方法…識者が皮肉たっぷり提唱

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希まさかの「先発白紙」はむしろプラス…《メジャーレベルではない》の声も

  3. 8

    山田涼介のソロ活動活発化で“亀梨和也のトラウマ”再燃…Hey! Say! JUMPファン戦々恐々

  4. 9

    巨人・田中将大 戻らぬ球威に焦りと不安…他球団スコアラー、評論家は厳しい指摘

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇