里見浩太朗86歳が殺陣を卒業…多芸多趣味な「最後の時代劇スター」が語った健康の秘訣
そう里見は語っていた。
■座右の銘は「ゆっくりと一歩」
ドラマPRとの意味合いもあるのだろう。今後も時代劇出演の際にお呼びがかかれば、立ち上がる可能性はゼロではない。足腰がしっかりしていて、そんな見方も出てくるほどの健在ぶりだ。会見では、本マグロの解体ショーで、一太刀を入れるパフォーマンスまで披露していた。
この元気の秘訣はどこにあるのか。「週刊現代」12月24日号では、こんなコメントをしている。
「姿勢です。いつも背筋を伸ばすようにして歩くことを意識しています。長く同じ体勢でいると姿勢が崩れていってしまうから、そうならないように気をつけています。年齢は隠すものではありません。その年齢なりに元気で堂々としていられるのが一番だと思っています」
多芸多趣味で知られ、テニスや野球で若い頃から体を鍛え、今も続けるゴルフは週3日、コースに出ることも。プロはだしの水墨画では、昨年、銀座の画廊で3年半ぶり、2度目となる個展を開いた。共演者らを自宅に招いての食事会では、下戸の里見は歌って盛り上げたりするらしい。