Kōki,ブルーリボン賞新人賞には“七光”批判も…サラブレッドの重荷で才能スポイル危惧
《しょせん、親の七光》──ネット上ではそんな心ない声も飛び交った。先週、ブルーリボン賞の新人賞に選ばれたモデルのKōki,(20)の話である。言わずと知れた木村拓哉(50)と工藤静香(52)の次女だ。
2022年2月公開の女優デビュー作にして初主演作のホラー映画「牛首村」(清水崇監督)で新人賞。確かに《出来すぎ》と言われても仕方がない気もしてくる。
Kōki,は自身のインスタグラムで《清水監督をはじめ、共演者、そしてスタッフ皆様のお陰です》などと感謝していたが、それにも《感謝すべきは親の威光とか事務所の力じゃないの》なんて難癖がつく始末だ。
「牛首村」は、20年公開の「犬鳴村」、21年公開の「樹海村」に続く、清水監督の“恐怖の村シリーズ”の第3弾。
「『犬鳴村』のヒロインは三吉彩花、『樹海村』は山田杏奈でしたが、デビュー作にして1人2役を熱演したKōki,は正直、2人に引けを取らなかったと思いますよ」と、ある映画ライターがこう続ける。
「『牛首村』の作品としての評価はあまり高くありませんが、Kōki,の女優としての才能を評価する声は少なくありません。クランクインした当初は緊張のあまり、ぎこちない部分も多々あって、撮影に立ち会った母親の工藤さんに“泣き”を入れたこともあったそうですが、さすがサラブレッド。デビュー作とは思えないほど、堂に入った演技を見せている。新人賞と聞いても、そんなに驚きません」