フジ「合理的にあり得ない」には賛否両論も…天海祐希の“ザ・女優”オーラを堪能するドラマ

公開日: 更新日:

「展開については《そんなバカな》《進め方が荒っぽい》という印象は否めないですから、《ご都合主義》と感じる視聴者がいるのも納得です。でも恐らく、このドラマは謎解きの複雑さを楽しむものではなく、天海祐希という俳優の存在感を楽しむもの。最初からそこを狙って制作されたんだと思いますよ」(脚本家)

 天海はドラマ内でコスプレし、踊って、アクションも披露……と毎回、大暴れ。時々クスッと笑える小ネタも挟み、彼女のコメディエンヌとしての実力の高さも存分に堪能できる。

■7月期は鈴木京香が主演

「7月期のフジテレビの連ドラで鈴木京香さんが主演を務めることが発表されましたが、鈴木さんは54歳。天海さんと同世代ですよね。ひと昔前なら、この世代の女優が主演、しかもゴールデンタイムに流れる連ドラはほぼなかった。日本のドラマ界も《若ければいい》という流れからようやく脱却し始めたかと、うれしく思っています」と話すのは芸能ライターのエリザベス松本氏だ。


 鈴木が主演を務める7月期の連ドラ「この素晴らしき世界」は、木曜夜10時のフジテレビ木曜劇場で放送。鈴木は20年ぶりの同局ドラマの主演で、普段はスーパーマーケットでパートとして働く主婦と、大物女優という真逆な性格&生活を送る1人2役を演じる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末