ガーシー容疑者トボケ態度のままなら実刑も…弁護士は“ペコペコ戦略”へのイメチェンを勧める

公開日: 更新日:

 ガーシー容疑者は逮捕後、動画サイトの発言については認めたものの、「犯罪に当たるとは思わなかった」とトボけ、供述調書にも署名していない。一連の言動は、今後の裁判にどう影響するのか。

 弁護士の山口宏氏がこう指摘する。

「『法の不知はこれを許さず』という言葉がありますが、法律を知らなかったとしても、罪を犯す意思がなかったとはならず、そういう言い訳自体が無駄です。人を脅かして何が悪いんだとなると、『ヘタな言い訳をしやがって』『常識もわきまえない人物なのか』と判断され、マイナス材料になります。捜査機関にしてみれば、国家機関に逆らうなど、これまでナメられっ放しだったわけですから、社会的な影響力も考え、なるべく重い量刑にしたいはず。恐喝には当てはまらないが、それ以上に悪質性があることを強調したいのでしょう」

■国家機関を愚弄し続けた発言の影響

 警視庁はガーシー容疑者が動画配信で得たカネの流れを徹底的に調べ上げ、2022年から始めたユーチューブの配信だけで1億円以上の収益を上げていたことを突き止めた。ガーシー容疑者が再生回数を増やして収入を得る目的で、著名人に対する誹謗中傷や暴露を繰り返していたとみている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由