前田有紀、大木優紀…テレ朝の元人気女子アナが「第二の人生」を選んだそれぞれの理由
前田は、近況を伝えたサイト「magacol」の記事の中で、アナウンサーとしてやりがいを感じると同時に、「自分自身、心の底から幸せかといえば、そうではないかもしれないという疑問」が大きくなってきて、元々好きだった自然の中での仕事を模索していったという。
一方の大木は、「東洋経済オンライン」の記事の中で、アナウンサーとしてのキャリアプランは特に考えておらず、任された仕事はその場で全力を出すことをモットーにやってきたが、偶然、「令和トラベル」の代表者の創業への思いをネットで見かけ、転職を考え始めたという。「ほかにチャレンジすべき道が見つかったのは偶然でした」と語っている。
■あくまで会社員の立場、売れっ子ほど激務…
自身も元フリーアナウンサーで、現在エイスリーでタレントのキャリア支援を行っている、タレントキャリアアドバイザーの別府彩氏はこう話す。
「局アナの場合、売れっ子であればあるほど激務で、年齢を重ねてくると、体力的にもキツくなってきて、ワーク・ライフ・バランスが保ちにくいというのもあります。それと会社員ですから、他部署への異動もある。また、WEBメディアなどが発達してきたことで、テレビ局で働くことが以前より、特別なことではなくなってきたという背景もあると思います」