「らんまん」寿恵子役は浜辺美波より安藤玉恵が似合う? モデルの人物に似ていないと突っ込まれるワケ
■ゲゲゲの女房のキャスティングにツッコミ
「朝ドラで言えば、漫画家水木しげるさんの妻、武良布枝さんの自伝エッセイがもとになった2010年放送の『ゲゲゲの女房』でも、同様の指摘がありました。身長174センチの松下奈緒(38)と182センチの向井理(41)が、それぞれ水木夫妻のモデルとなった役を演じることに『イメージとかけ離れている』『違和感がある』といった声があがっていました」(前出・芸能ライター)
だからといって、「ゲゲゲの女房」は惨敗することなく平均視聴率18.6%をキープし、作品の評判も上々だった。
「あくまで実在の人物をモデルにしているのは、実話をもとに新たな物語を作り上げるという論理でドラマを制作しているので決しておかしなことではありません。なるべく視聴者が納得するような新たな人物像が作れるようにキャスティングには十分注意していますが、こうした不評はことあるごとにあるものです」(ドラマ制作関係者)
こうしたツッコミがありながらも、視聴者から高評価を得ている「らんまん」。実在する人物に新たなイメージを生み出すのも、ドラマの醍醐味だと言えそうだ。