出川哲朗「還暦イベント」4日で完売!「抱かれたくない」から好感度芸人のトップランカーに
2月の放送回で、ウッチャンナンチャンとバカリズムは会場の候補に横浜スタジアム、横浜アリーナ、パシフィコ横浜などを芸人特有の悪ノリ。出川は、スタッフに向かって「絶対にやめてよ」と何度もクギを刺していた。
ところが、8月17日に放送された「出川哲朗のオールナイトニッポン」で、バカリズムが全容を発表。出川は、横浜アリーナという集客のプレッシャーと、レジェンド級の芸人が集まることに号泣。全席指定で料金は、出川の看板フレーズ「ヤバいよ!」にちなんで8814円ナリ。お笑いのライブとしては高額だが、出川ブランドが勝ったようだ。
出川といえば、1990年代は汚れ役、リアクション芸人、イジられキャラで「抱かれたくない男」や「嫌いなタレント」の上位ランカーだった。ところが、2007年にスタートした「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)を機に、子ども人気を獲得して負のイメージから脱却。
2017年にスタートした初の冠レギュラー番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」(テレビ東京系)で、町の人と触れ合いながら電動バイクで目的地を目指すと、飾らない人柄が浸透し、好感度芸人に逆転。2021年には9社とCM契約を結ぶまでになった。