フリーアナ荒川強啓さん「書き留める」ことが生きるクスリ 「時代に乗り遅れないために」
■DeNAのファン、スコアブックをつける
スポーツといえば見るのは野球が好き。ラジオ番組を始めた1995年くらいから横浜スタジアムによく通いました。
当時はTBSが横浜ベイスターズ(現DeNAベイスターズ)のオーナーでしたから、僕は顔パスで球場に入れたこともあってよく通い、ファンになったんです。しかも、僕は昔からアンチ巨人でした(笑)。
当時は横浜駅から歩いて通いました。これもいい運動だったかもしれません。ハマスタは山下公園の近くにあって風が気持ちいいし、試合後はすぐ横の中華街に繰り出すパターンでした。
19年にラジオ番組が終わり、今はもっぱらテレビで応援。打順を考えたり、「代打はこの選手じゃないだろう」とブツブツ言いながら(笑)。
実はスコアブックをつけながら見てます。というのも、私は年齢がいくと何かを書き留めることが“生きるクスリ”になると思っているんです。
ラジオ番組が終わってから日記をつけ始め、今では4年近く。きっかけは以前、同じ事務所の大先輩で作詞家の阿久悠先生から毎日その日の出来事をメモ程度に書かれていたダイアリーを見せてもらったこと。