宝塚「死亡に関する報道」リリースこっそり削除も…拭えぬ“他人事感”にファン困惑
先月30日、宝塚歌劇団の「宙組」に所属する劇団員の女性(25)が、自宅マンションの敷地内で転落死したことを受けて、現在、歌劇団が発表した弁護士による調査チームが聞き取り調査を行っている。
歌劇団は「週刊文春」で報じられた俳優同士のいじめ疑惑報道は否定しているが、体調不良者が続出したり、内部調査に時間を擁することから、20日には、宝塚大劇場での公演を11月23日まで中止すると発表した。
だが、世間の目を意識したのか、歌劇団側のある行動が物議を醸している。転落死の直後、公式HPで掲載されていた10月1日付で「宝塚歌劇団に関する報道について」と題したニュースリリースがコソッと削除されていたからだ。
そこには、「昨日、宝塚歌劇員の死亡に関する報道がございました」という書き出しで、ファンや関係者への報告と、詳細については公表を差し控えるなどと綴られていた。
これには当初から、疑問視する声は多かった。
■他人行儀のような冷たい印象