旧ジャニーズ「新体制」は波乱含み…被害者補償で対立必至、ジュリー氏「院政」の気配も

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 所属タレントも、どちらにつくかで、はやくも分裂含みか。エージェント契約はタレント第一でギャラの取り分も7~8割が事務所だったのが、タレントが7~8割になるとされる。悪くない契約にみえるが、そんなエージェント契約を結ぶのではないかと名前が挙がるのは木村拓哉(50)、嵐の櫻井翔(41)、松本潤(40)、生田斗真(39)くらいだ。二宮は嵐としての活動は継続させていくとしているが、売れっ子タレントにしてみたら、ドタバタ劇の続くジャニーズから独立して再スタートしたほうが分かりやすいし、有利と見ているのだろう。となると旧ジャニーズは出直し以前に所属タレントから見放されているも同然か。

 旧ジャニーズと企業を橋渡しする某広告プロデューサーはこう言う。

「新エージェント会社で福田氏が手腕を発揮するとしても、企業サイドが気にかけているのはそこではない。とどまるところを知らない被害者への補償と救済。舵取りが旧態依然の価値観で育った東山氏とジュリー前社長ということから、イメージが悪く、危機管理能力を疑ってしまう。現にその後、救済と補償については何も聞こえてこないのだから、どうなっているのだとなってますよ」

 新エージェント会社社長就任を辞した東山は主演舞台が続き、年末にはディナーショーと大忙し。ジュリー氏は早くも院政かとみられるほど、表舞台から姿を消している。このまま元のもくあみになりやしないか。

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