怒りの泉房穂氏が特捜部に「モーニングショー」生出演を呼び掛け SNSで賛同拡大も…実現は?
特捜部長は就任時「正直者が馬鹿を見る社会をなくしたい」と抱負
《黄色いペンキをもって、一緒に行きましょうか》
1992年の東京佐川急便事件で自民党の金丸信・元副総理が略式起訴となったことに対し、検察庁の看板に黄色いペンキをかける事件が発生。泉氏はこの例を出しつつ、「羽鳥慎一モーニングショー」でコメンテーターを務める玉川徹氏(60)にXでこうも呼びかけていた。場合によっては器物損壊罪などに問われかねない危険な行為で、泉氏もXで「お誘いするつもりもありません」とすぐさま補足説明したが、それほど幹部の立件見送りに憤りを感じているようだ。
果たして、この泉氏の“ガチンコ生バトル”の呼びかけに特捜部はどうこたえるのか。
ちなみに2023年4月に東京地検特捜部長に就いた伊藤文規氏は就任時、報道陣の取材にこう意気込みを語っていた。
「正直者が馬鹿を見る社会をなくしたいという気持ちから検事になった。社会に潜む不公平、不公正な犯罪を摘発したい」
国民からは1円の税金逃れも許さないと、マイナンバーやインボイス制度(適格請求書)を導入しながら、国会議員は億単位のカネを隠しても無罪放免……泉氏は特捜部にこう言いたいのかもしれない。
「正直者が思いっきり馬鹿を見る社会になっていますやん」と。