「推しの子」実写化発表に《コスプレ感すごい》と早くも酷評…出演陣ビジュアルの難しさ
人気漫画作品の実写化ではお馴染みの批判と懸念といえるため、こういったリアクションは制作側は想定内だったとは思うが、今回は特に、まだ演技の実績が乏しい若手俳優が中心となったキャスティングなため、そこが原作、アニメファンの不安要素となっているようだ。
■今月公開「ゴールデンカムイ」は公開3日間で35万人動員
「人気漫画作品の実写映像化は、確かに失敗する傾向にありましたが、ここ最近は原作への愛情やリスペクト、その世界観を違和感なく再現しようという制作側の熱意を感じる作り方さえしていれば、きちんと評価される傾向へと変わってきている印象です。最近だと現在上映中の『ゴールデンカムイ』やNetflix『幽遊白書』で、どちらも発表当初は『推しの子』同様に批判や不安の声もあがっていましたが、『演技力に定評のある俳優がこのキャラをどう演じてくれるんだろう?』というワクワク感で、原作ファンの不安が中和されていた印象です」(映像制作会社関係者)
実写化によって良い意味でキャラの新たな見え方ができたという点があるかということも、評価される実写化作品に必要といえるだろう。