今村昌平と日活女優編(7)「吉村実子さんを立て続けに抜擢した理由がよくわかる」
今村昌平監督の「にっぽん昆虫記」(1963年)は公開当時、主人公のとめ(左幸子)が子どもを産んだのち、乳が張って苦しいと北村和夫扮する父親に訴え、彼に母乳を飲んでもらう場面のスチール写真が話題になった。
「それが当時はエッチな感じがしてね(笑)。ただ今村さんの作品には近親…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,421文字/全文1,561文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】