今村昌平と日活女優編(8)「貞子は春川ますみが演じたことで、生きたキャラクターになった」
「にっぽん昆虫記」(1963年)はキネマ旬報ベスト・テン第1位、ブルーリボン賞作品賞に輝き、今村昌平も毎日映画コンクールを含め、多くの映画賞で監督賞を受賞した。興行的にも成功を収めたことで、すぐに次作「赤い殺意」(64年)の映画化が決定する。この企画は「にあんちゃん」(59年)の…
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