氷川きよし独立で8月復活も新芸名「Kiina」名乗れず? 前事務所の商標登録で宙ぶらりん
活動休止中の氷川は、すでに撮影されていたアース製薬の害虫駆除スプレーの新CMが昨年4月から放送され、23年9月6日の46歳の誕生日にはカバーアルバムが発売されたが、近況については伝わってこなかった。独立を切望していた氷川だが、そう簡単に事は運ばなかったという。
「独立の障害になっていた一つが、高級住宅地に建つ氷川の豪邸でした。この豪邸に長良プロが3億円超の抵当権を設定していました。要は事務所への借金です。生前、会長は『よく働いてくれたから、家はきよしに上げた。お金は返す必要はない』と話していたみたいですが、抵当権は外されていなかった。そのため、会長の急死後も借金という形で残ってしまったということのようです」(前出・長良プロ元社員)
多くのファンやスタッフ、関係者との絆を新事務所名に込めた氷川だったが、今回の独立に何かスッキリしない印象を持っている人は少なくない。
「今回金銭問題が片付いたため、独立に動き出すことができましたが、気になるもう一つの障害である芸名問題がどうなるのか。今双方の弁護士同士が話し合っているようですが、彼の今後がとても気がかりです」(前出・芸能ライター)
8月の復活コンサートに向けてあらゆる準備をしているという氷川。前途洋々たる未来を多くのファンが望んでいることだろう。
(本多圭/芸能ジャーナリスト)