新垣結衣「35歳のイメチェン」が示唆する大飛躍の予感 "オン眉ぱっつん前髪"にSNS絶賛
その中でも、新垣が大きな変化を見せたのが2011年。『らんま1/2』(日本テレビ系)の役作りのため、それまでトレードマークだった自慢の髪を25センチもバッサリ切り落とし、中学生以来となるショートスタイルにイメチェンした。
「今でこそ、このスタイルも新垣の定番となったが、当時は、驚きを持って報じられました。その後、フジテレビ系『リーガルハイ』の新米弁護士役で人気を不動のものとし、ガッキーの明るくて健康的なイメージが出来上がりました。しかし、彼女は、実はイメージが固定することに安住せず、髪型に限らず、これまでいろんな場面でイメチェンにチャレンジしています」(芸能ライター・弘世一紀氏)
2016年の『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で、「ガッキー=みくり」というイメージが定着したが、18年に主演した『獣になれない私たち』(日本テレビ系)で、将来に不安を抱くOLを演じた。
「ドラマ自体の評価は低くありませんでしたが、新垣演じた主人公の性格がそれほど明るくなく、展開の重い内容に従来からの新垣ファンはついていくのに必死でした。しかし、新垣自身は『獣になれない』をきっかけに、アイドル女優的な扱いから実力派俳優に転身を図る足掛かりを作りました」(前出・弘世一紀氏)