くりぃむしちゅー有田哲平が放つ「プロデュース力」 “引きの美学”で松本人志の穴を余裕でカバー
「小峠さんは芸人人生の転機に『有ジェネ』を挙げるほど、番組のポジションと有田さんに恩義を感じているそうです。有田さんは、芸人の新たな一面を発掘したり、既存のものを深掘りして世間に届ける方法が巧みでユニーク。特にこの10年ほどは、自分はトスを上げて他者にアタックをさせる役回りに徹している。これほどの知名度があれば配信番組やSNSでも荒稼ぎができるのに、それもせず、ユーチューブでは40年来のファンであるプロレスへの愛を放談するだけ。採算や自身のポジションより、伝えるべきことを伝えたいという信念が、業界内の信頼関係につながっているのではないでしょうか」(エンタメライターの伊藤雅奈子氏)
引きの美学でお笑い策士となった有田。「THE SECOND」で的を射たコメントをすると、“有田株”が再び暴騰するに違いない。