大谷翔平争奪戦が「水原事件」収束で熾烈に!CMギャラ上振れ、年末年始はTVジャックの様相
ドジャースの大谷翔平選手(29)の口座から日本円にして約26億円を引き出し、裏カジノなどに使用していたとして、銀行詐欺罪などに問われていた元通訳の水原一平被告(39)が4日(日本時間5日)、連邦地裁に出廷し有罪を認めた。
これを受け大谷は、「捜査が完了し、罪も全て認められた今、私及び家族にとっても重要な終結を迎えることができました。すべての証拠を完全に明らかにしながら、これほど徹底的かつ効果的な調査を迅速に遂行してくれた当局の方々に心から感謝したいと思います」と“収束宣言”。
判決は10月25日だが、水原は大谷の口座から不正送金した全額を賠償金として返済することで合意したという。
「大谷翔平選手を詐欺の被害者とみなし、この問題は終結した」(米大リーグ機構)、「翔平とチームがこの問題を全て忘れて、ワールドシリーズ優勝を目指して前進できることをうれしく思う」(ドジャース)といった声明も出され、世界を揺るがした「世紀の詐欺事件」もこれで一段落というわけだが、騒動が終結した大谷の今後の活躍への期待と同時に、その“時価総額”はさらに上昇する見込みだ。
関西大学の宮本勝浩名誉教授(理論経済学)は先日、2024年のドジャースにおける大谷翔平の経済効果が約865億1999万円に上ると発表したが、CMやテレビなど日本のメディア業界でも“大谷効果”は莫大だ。