大谷翔平争奪戦が「水原事件」収束で熾烈に!CMギャラ上振れ、年末年始はTVジャックの様相
「お~いお茶」が東北でバカ売れ
大谷がCM契約を結んでいるのは、三菱UFJ銀行、コーセー、セイコーウオッチ、西川、日本航空など約10社に上るが、その中のひとつ、伊藤園が大谷効果で、同社の主力商品である「お~いお茶」の売り上げが急増したと報じられている。
「食品新聞」が5日に配信したもので、同社は4月30日に大谷翔平選手と契約を締結。国内外の新聞60紙に広告を掲載し、キャンペーンの実施や国内外85カ所以上の巨大屋外広告の掲出を展開したというが、同社の本庄大介社長は、「足元の5月で見ると(大谷選手の出身地である)東北地域で異常に『お~いお茶 緑茶』だけが、ぐんぐん伸長している。これはやはり大谷選手の効果」とホクホクだ。広告代理店関係者はこう話す。
「大谷選手の国内でのCM契約料は、1億~3億円といわれているが、一時期は事件への関与まで取り沙汰されたが、事件がスッキリ収束したことでさらにギャラが上振れする可能性がある」
その人気ぶりはテレビ業界も同じで、オフシーズンに入る年末年始の特番でも現在、熾烈な争奪戦が展開されているという。キー局関係者の話。
「大谷選手の出場試合を放送するために、年間約87億円もの放映権料を支払っているNHKは別格ですが、目玉の『紅白歌合戦』の審査員に内定したという情報はまだ入ってこない。各民放も、スポーツ局やバラエティー班が特別チームを編成し争奪戦が行われている。大谷の出演はギャラではなく、彼が興味を持った企画なら動くと言われており、彼の母校の関係者はもとより、彼が尊敬するレジェンド野球選手、奥さんの関係者、愛犬デコピン関連まで、あらゆるルートをたどって出演の糸口を探っている。代理店の資料によれば大谷の潜在視聴率(世帯)は11.8%で、出演すれば2桁超えは確実です。しかし、年末年始には帰国しないとの情報もあり、どうなるか全く見えない状況です」
事件の収束で“大谷フィーバー”はさらに過熱しそうだ。