雛形あきこさんが目指すこと「90歳で主役を演じている草笛光子さんのように」

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 まだ独立して半年の今は私と主人、それにスタッフは窓口担当と若いマネジャーの2人だから会社としてはすごく小さい。私が社長なので、やりたいことはまず現実的に事務所の経営を安定させること。所属タレントを増やして大きくするのではなく、小さくても自分たちのやりたいことができる事務所にしたいです。

 仕事に関しては独立をきっかけにお芝居の方に厚みを持たせたいですね。女優デビューは1992年の中学2年の時で、グラビア活動より早かったんです。

 高齢になった時におばあちゃん役をやっていたい。これは文字通り、死ぬまでやりたいことです(笑)。

 今、活躍されているご高齢の女性の俳優さんはたくさんいらっしゃいますよね。たとえば草笛光子さんはある時期から年を取られてないんじゃないかと思わせるほど、お若くてお元気。それにお会いするといろんな役ごとに印象が違います。年がかなり上でも、感じるエネルギーが全然、違うんですよね。

 90歳で主演映画(「九十歳。何がめでたい」)ってすごいことだと思うんです。「まだまだ演じたい役がたくさんあるんだろうなあ」と思わせてくれる若さとすごみを感じるので、私も役者としてそうなっていきたいですね。

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