伊藤健太郎の実写化作品で「原作読まない」発言が物議…“移籍後”のオファーにも影響か?
これに対し、SNSでは《百歩譲ってその人の流儀だとしても、わざわざ言ったのが残念》《「原作読んでない」をメディアに対して言う必要は全くない。この人に関しては、「そういうところやぞ」としか言えない》と、原作へのリスペクト欠如ともとれる発言をしたことに、疑問を抱く声が上がっている。
「昨年10月期に放送された日テレ系ドラマ『セクシー田中さん』の原作者が、ドラマ化にあたっての条件などをめぐる制作側とのトラブル後に死去したという一件以降、原作と原作者へのリスペクトを重視する流れになっています。今、伊藤さんが今回の発言をあえてしたところに、彼の危うさが表れていると思います。実写化作品で俳優としての実績をつくってもらったにもかかわらず、原作を読まないと明言するのは、《原作者に失礼だ》ととられても仕方がないでしょう」(ドラマ制作関係者)
大前提として不祥事から再起を図っている段階で、伊藤がまだ仕事の流儀を語れる段階にないとみる向きもある。今後、伊藤に対する実写化作品の出演オファーにも影響が出そうだ。
「例えばなんの不祥事もなく、実写作品で特に高い評価を得ているということであれば、原作を読まない役づくりにも説得力が生まれてくると思います。それでも監督や主演が原作のファンで、実写化にあたって、忠実に再現しようとしているかもしれない。最近は特に映像界ではその流れが顕著です。それなのに『原作を読まない』と言い切る伊藤さんの姿勢では、熱意のある制作者との足並みが乱れかねません」(同)
小栗旬(41)が社長を務めるトライストーン・エンタテイメントへの移籍も秒読みだが、大手芸能事務所の後ろ盾ができたとしても完全復活は、しばらく先になりそうだ。