SMILE-UP.本社ビルの売却額は200億円…故・ジャニー喜多川氏の“聖域”も切り売りターゲットに
■不動産の切り売りで多額の売却益
「SMILE-UP.は昨年11月に、地上5階、地下2階の東京・渋谷の商業ビルを住友不動産に売却しています。およそ20~30億円ほどと見られています。旧ジャニーズ事務所の不動産購入は、SMAPの大ブレイク以降に加速させたと言われています。しかも当時はバブル崩壊の影響で不動産価格が低迷し、都心の土地や物件が今では信じられないような価格で購入できた時代。金融緩和の影響で再び不動産バブルに見舞われている今、保有物件を手じまいするのはかなり賢いやり方です」(週刊誌記者)
そんな中、注視されているのが旧本社ビルだ。
「ジャニーズ事務所の隆盛の象徴と言われたのが、現本社から乃木坂を下ってすぐのところにある地上3階建ての旧本社です。旧ジャニーズ事務所は、SMAPの『夜空ノムコウ』がミリオンヒットした1998年にこの物件を購入し、六本木の賃貸ビルから本社を移転しています」(前出・スポーツ紙記者)
旧本社には、今も関連会社の表札が貼り出されている。