無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

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「この表現が日本で広まったのは20年くらい前からだと思います。ストレートに“死ぬ”などというのではなく、ペットが亡くなって強いペットロスを感じている飼い主の心情によく合っているので広まったようです」

 背景には、「ペットは家族」という考え方が浸透してきたことで、我がコとの絆を大切にする思いや、死でさえ飼い主とペットを分かつことはできないという気持ちがあるのではないかと鈴木氏は言う。その語源についてはこう話す。

「元ネタは、スコットランドに住むエドナ・クライン=リーキーという女性が、60年以上前に亡くなった愛犬メイジャーのために書いた『虹の橋(Rainbow Bridge)』という散文詩といわれています。本来は“飼い主を残して死んだペットは、最期の時の痛みや苦しみは消え去り、気持ちよくて快適な虹の橋のふもとで飼い主を待っていて、飼い主の死後、一緒に虹の橋を渡って天国に行く”という内容ですが、それが転じて、ペットが死ぬことを“虹の橋を渡る”と表現するようになったようです。現在は、犬でも猫でもペット一般に使いますが、人間に使うことは聞いたことがありませんね」(鈴木氏)

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