中居正広ついに芸能界引退! 旧ジャニーズの後ろ盾失い「個人事務所」ですでに“詰み”…あらゆる損害にどう対応?
■代役を立てるわけにもいかない個人事務所の切実事情
「中居さんが9日の謝罪文にあえて『支障なく芸能活動を続けられることになった』と炎上するような文言を記載したのは、『この件はすでに法的には問題なく、たとえ自身が降板になっても、それはスポンサーや局の事情によるもの』というニュアンスを伝える意図があったのではないか……と見る向きもあります。ですが、法的にどうであれ、テレビ局や企業側がイメージを損なう結果となったことには変わりがない。しかも、中居さんは個人事務所なので、降板時の代役を立てるなどの措置を取ることもできない。違約金についても交渉の余地が少ない状況と言えるでしょう」(広告業界関係者)
所属タレントが不祥事を起こした場合、事務所がそれに伴う違約金を肩代わりするケースもある。しかし、中居のような個人事務所の場合はそうした方法を取るのも難しい。
「違約金には看板広告や中吊り広告、店舗ポップや映像などの撤去費用、新たなCM差し替えにあたる費用なども含まれます。また、出演者で中居さんのみが降板となって続くテレビ番組にはスポンサーも難色を示す可能性もあります。そういったあらゆる損害に対し、引退を決めた中居さんがどのように誠意を見せるのかにも注目が集まりそうです」(同)