フジテレビ「芸能界との蜜月」は港社長に引き継がれ…87歳日枝久氏はなぜ引退しないのか?
中居正広(52)の女性トラブルと、フジテレビ編成幹部の“上納疑惑”を受けて、同社の港浩一(72)社長らの定例社長会見が17日、前倒しで開かれた。だが、週刊誌やウェブメディアなどの出席が認められず、生中継や動画撮影などが不可に。さらに、肝心な質問に「回答を控える」を連発する有り様で、幹部の疑惑を一層深めることとなった。
「定例社長会見の前に発売された『週刊文春』で、編成幹部の関与について、新たな被害者である現役女子アナの爆弾告白が掲載されました。同時に港社長が常務時代に、大手芸能プロの社長らを接待し、その場に女子アナがアテンドされていたとも報じられている。この件に関して、港社長は“調査委員会に委ねる“と逃げ切りましたが、人気タレントや大手プロへの迎合、癒着は、フジに今なお君臨する日枝久氏の時代から行われていたという声も上がっている」(芸能ライター)
日枝氏は1961年に早稲田大学を卒業後、フジテレビに入社。労働組合結成に奔走し、組合の書記長に就任。1980年5月に42歳の若さで編成局長に抜擢され、1980年代のフジの黄金期をけん引した。