上白石姉妹は「すみ分け」が人気の秘密? 職人肌の姉・萌音は“新帝劇”の「レミゼ」の舞台がお似合い
1月11、18日と2週にわたって「さよなら帝劇特集」を放送した「SHIONOGI MUSIC FAIR」(フジテレビ系)。ミュージカル界のスターたちが集った夢の競演に、《ミュージックフェア》というタイトルや、出演者たちの名前がSNSの話題ワード入りしていた。
「東京・丸の内の帝国劇場は再開発のために2月でいったん閉館します。『MUSIC FAIR』では同劇場で上演されてきた数多くのミュージカルの名曲をチョイス。市村正親さん、井上芳雄さん、山崎育三郎さん、中川晃教さん、高畑充希さん、堂本光一さん……よくぞここまで揃えたと言いたくなるスターたちが熱唱し、見応えある内容でした。話題ワード入りするのも当然です」(エンタメ誌編集者)
派手なセットこそなかったものの、出演者たちの熱演で、まるで舞台装置が見えるような充実の番組内容。ネット上も《キャストが豪華すぎる》《これは永久保存版》《無料で見せてもらってもいいの?》なんてうれしい悲鳴が上がっていた。
「私が特に注目したのは上白石萌音さんです。京本大我さんと『ルドルフ ザ・ラスト・キス』から『Something More』を歌唱。曲の中に《二人で踊った》という歌詞があるのですが、その際の萌音さんの、はにかみとうれしさが入り混じった可憐な表情には引きつけられました。むろん演技が達者なことは存じていますが、歌でもここまで感情を豊かに表現できるとは。しかもほんの数秒で」と話すのは、芸能ライターのエリザベス松本氏だ。