兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂
現在の日下部正樹もそうだが、これまでも田畑光永や金平茂紀ら報道畑の名物記者がキャスターを務め、「報道のTBS」の看板を何とか守っているのだが、永田町からの圧力や嫌がらせはないのだろうか。2年半ほど前に金平がメインキャスターを外れた時、原発や憲法、沖縄の基地問題をたびたび取り上げていたのを煙たがられたからだと、日刊ゲンダイがスクープした。たしかに、安倍晋三元首相ら自民党の右寄りグループからは嫌われていた。
「朝や昼のワイドショーも首相や役人の疑惑や無策を批判しますが、ニュース映像をつなぐだけだったり、お笑い芸人や元国会議員タレントのコメンテーターが、『許せません』『辞めるべき』と怒ったふりの感想を並べるだけ。それも話題になっているときに騒いだらすぐ終わりです。しかし、報道特集はファクトでしつこく攻める。政界にとっては一番いやな番組ですよ。テレビジャーナリズムの真骨頂といったところかな」(ベテラン政治評論家)
ヤマダホールディングスはこの3月末で番組スポンサーを降りた。ここにも圧力があったのではないかと臆測を呼んでいるが、スポンサー企業も矜持を見せてほしい。
(コラムニスト・海原かみな)