布袋寅泰 義父の葬儀の夜に盛り場で転倒
<2002年5月>
5月4日、ギタリストの布袋寅泰(当時40)が妻の今井美樹(当時39)の父親の葬儀の夜に繁華街で転倒し、大ケガを負う事件が起きた。
午前3時、宮崎市内の歓楽街のビルの前で、酔った長身の男が大声で怒鳴っている。特徴のあるその顔つきは見覚えのある有名人。布袋寅泰その人だった。布袋の怒りの矛先はさっきまで飲んでいたそのビルの中にあるバーの店員。店員は「勘弁して下さい」と頭を下げて謝るも、酔った布袋の勢いはやまず、店員をにらみつけて、にじりよっていく。
これは大事になりかねないと、遠巻きに事態を見守っていた布袋のスタッフ2人が懸命に布袋を静止しようと割って入る。怒りがやまない布袋とスタッフが揉み合うような形になった。路面が雨で濡れていたこともあって、そのうちに誰かが足を滑らした。そして3人は重なり合うようにして倒れた。
目撃者によると、この時「ガツン」という大きな音が周囲に鳴り響いて何事が起きたのかと驚いたという。スタッフたちは無事起き上がった。だが、布袋は手を上に伸ばしたような奇妙な格好で白目をむき、気を失っていた。頭の左側を強打したようだ。