松下由樹 結婚秒読みと思われた小林武史と突然破局
■1995年9月
83年、15歳で映画「アイコ十六歳」の富田靖子の友人役でデビュー。3年間の米ダンス留学の後にトレンディードラマで引っ張りだこの人気だった松下由樹だが、92年11月にミスチルなどをプロデュースした作曲家、小林武史との熱愛がキャッチされた。
バリ島から、ジャカルタ経由で成田に戻る機内で、松下(当時24)は小林(当時33)のヒザに頭を乗せ、毛布にくるまり横になっていた。女性誌は「“一つ毛布”のバリ島婚前旅行」と書きたてた。さらに2人を知るスタジオミュージシャンは「あの2人は恋人同士というより結婚直前。交際だって3~4年にもなるでしょう」と証言した。
報道を受け、小林は交際を認める発言。松下の事務所も「小林さんとは仕事でもプライベートでも、とてもいいおつきあいをさせていただいています」と公認コメントを出した。
93年、小林は世田谷区内に1億5000万円はするという高級マンションを購入した。引っ越しの際には松下も手伝いにきていたといわれ、ほどなく同棲開始。近所の商店街で買い物をする松下の姿も度々目撃されるようになった。小林は山形県の実家に松下を連れていき、両親に紹介。母親は取材に対し、「早く由樹さんと一緒になってくれればいい」「早く孫の顔を見せて欲しいというのが私たちの正直な気持ちなんですよ」と賛成の気持ちを語った。