元NHKアナ古瀬絵理 スイカップ騒動
柱谷監督も「休養」と称してチームから離された。7月11日、チームを運営するスポーツ振興21世紀協会の理事長は「不倫の事実はまったくない」と主張する柱谷監督の言葉は信じたものの、世間を騒がせたとして、3試合の休養と7カ月間、減俸20%の処分を下した。柱谷監督は会見を開いて、「遅い時間に自宅に呼んで、話や食事をしたことが軽率だった」と説明、古瀬に対しては「大変迷惑をおかけしました。早いタイミングで現場復帰してほしい」と心境を語った。
騒動のその後は――。柱谷監督はモンテディオ山形との契約は03年で打ち切られたが、京都パープルサンガをJ2優勝に導くなど監督として現在も活動中。
古瀬も現場復帰は早かった。休養中、NHKには復帰時期の問い合わせがひっきりなしに来ていた。要望は県外からも多かったといわれ、1カ月後の8月4日から番組復帰。当日は10社以上のメディアがNHK山形を包囲するように集まる騒ぎも起きた。
契約打ち切りどころか局内から「正社員アナに」という声まで上がるようになった。さらに、「写真集を出せば5万部は堅い」と触手をのばす事務所も。不倫騒動は一転、古瀬争奪戦の様相を見せ始めた。