AKB48「盗撮動画」被害の深刻度 卒業メンバーも毒牙に
言語道断の卑劣な犯罪に国民的アイドルグループが大揺れだ。
発売中の「週刊文春」が衝撃の記事を掲載している。AKB48のメンバーたちの着替えやシャワー、トイレなどを盗撮した映像を同誌が入手。15時間75本にもおよぶその映像には、メンバーがなんの警戒心もなく着替えたり、裸になったり、用を足す姿が……。
撮影場所はテレビ局やホールの楽屋、更衣室、ホテルの部屋やバスルーム、ロケバス内などさまざまだが、いずれも通常は関係者以外は絶対に立ち入ることのできない場所である。
■メンバーたちの心のケアが急務
それもそのはず――。今は卒業した人気メンバーやまだ10代半ばのメンバーも多数写っているこの映像の撮影者は、AKB48グループを運営する会社「オフィス48」の元役員・野寺隆志氏(38)だというのだ。
野寺氏はAKBが活動を開始した2005年から運営に関わり、07年から10年にかけて「オフィス48」の役員を務めていた人物である。インサイドの人間なら盗撮カメラを仕掛けるなど容易なこと。メンバーたちも内側に“刃”が潜んでいては防ぎようがない。