韓国世論は怒り心頭 サムスン会長“買春動画流出”の波紋
韓国のサムスン電子が絶好調だ。先月28日発表の4~6月期決算で、過去2年間で最高の純利益5兆8500億ウォン(約5500億円)を叩き出したが、好事魔多し。李健熙会長(74)の“買春動画”がネットに流出し、大ヒンシュクを買っている。
動画を公開したのは韓国のニュースサイト「ニュースタパ」。李会長とみられる男性が若い女性に現金を渡す場面や「君のキスのおかげで今日は(ピー音)した」と話す声を伝えている。
「タパによると、李会長の自宅などには2011~13年にかけて20代ぐらいの素人女性3~5人が5度訪れ、一緒にお風呂に入ったり、キスをして、1人当たり500万ウォン(約50万円)を受け取っていたそうです。女性の1人が隠し撮りし、金銭目的でサムスンを脅したところ無視したため、動画公開に踏み切ったとみられています」(韓国事情に詳しいジャーナリストの太刀川正樹氏)
李会長は14年5月に心筋梗塞で倒れ、現在も病床に伏している。逮捕の可能性は低いというが、韓国世論の怒りは収まらない。