錦戸&赤西が合意「健康に影響を及ぼすダイエット」って?

公開日: 更新日:

 ネット上では「“健康に影響を及ぼすダイエット”≒“薬物”を暗示している」「警察の厄介になるなよ!」と冷やかす声もある。“薬物はダイエットに効果がある”との誤った情報が薬物に手を染めるキッカケ、あるいは薬物勧誘の手口と認識しているファンには、「契約合意書」に突然登場する「健康に影響を及ぼすダイエット」に、違和感を覚えるのかもしれない。

 ピエール瀧(52)、元KAT-TUN田口淳之介(34)、田代まさし(63)、沢尻エリカ(33)など、有名人による薬物事件が多く話題となった今年の芸能界。ネームバリューのある2人が交わす「契約合意書」に、「薬物に関する取り決め」があれば画期的な取り組みとなったはずだ。

 さらに単なる「契約解除」や「活動休止」にとどまらず、「薬物依存は回復可能な病気であり治療に協力する」ことや、「各都道府県や政令指定都市の精神保健福祉センターにある薬物依存についての相談窓口と協力する」などと明記すれば、薬物依存から抜け出そうと努力している人びとへの理解もグッと深まったことだろう。

 芸能人の薬物事件が相次ぐなかだからこそ、2人には思い切ってほしかった。その方が余計な連想をされずに、2人に対する世間の見方はきっと変わったに違いない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…