録音メッセージなのに“中山美穂と話せる電話”で叫んだ言葉
そんな愛のゲームマスター平野さんと話していて、子供の頃の無邪気な記憶が蘇りました。中山美穂です。小学校6年生の時に映画「ビー・バップ・ハイスクール」に出てきた少女に心を奪われた僕は、思わずスクリーンに向かって「やっと会えたね」と言っていました(僕の方が先でした)。そんなミポリンに夢中な僕に大朗報が! 当時大人気のファミコンで中山美穂のゲームが発売されると。しかも、ゲームの間に電話番号が出現、番号にかけると中山美穂本人の声でメッセージが聞けるという画期的なシステム。
「中山美穂と電話出来る!」とアホな僕は、メッセージが録音とは考えることが出来ず、本当に本人が出ると思っていました(もしそうなら中山美穂さんは当時恐ろしい仕事を引き受けていたことになりますね)。
そして発売日当日にゲームを手に入れた僕は美穂に会いにファミコンのスイッチオン。集中してゲームを進めていき、ついに電話番号が出現! 僕は受話器を握りしめ「美穂に何て言おう?」と、ドキドキしながら電話をかけました。緊張の中、3回くらいコール音がしたあとに「美穂です」と、ついに中山美穂が電話に出たのです! めちゃくちゃ緊張した僕は(本人だと思っている)美穂のメッセージが流れた後に思わず思考停止状態になり、なんと思わず「しぇ、しぇっくす!」と言っていました。皆さん暑い日が続きますが、冷静に自分を保ちましょう。