安倍元首相を銃撃した山上徹也容疑者の近況報道は雑誌だからこそ なぜ新聞やテレビは報じない
昨年末、安倍晋三元首相銃撃事件・山上徹也容疑者(42)が殺人容疑でようやく送検された。勾留期限の1月13日までに起訴される見通しだ。
新聞、テレビは報じないが、山上の拘置所内での様子や母親(70)の近況を週刊文春(1月5.12日号)と週刊新潮(同)が伝えている。
山上のいる大阪拘置所には棟は違うが、和歌山毒物カレー事件の林真須美死刑囚がいるそうだ。彼女は山上について、長男にこう語ったという。
「母親が宗教にハマったことを指して『かわいそうな一面もあるよね』と同情を寄せていました」(文春)
ネット上では「山上烈士」と呼び、誕生日には「祝福のコメントが並んだ。オンライン署名サイトでは、山上の減刑を求める署名に一万人以上が賛同する事態となっている」(同)。彼の伯父のところには、全国から食べ物や衣類が山のように届けられているそうだ。
山上は昨年10月末ごろ、「担当刑務官に対して“ボケ”や“アホ”などと暴言を繰り返し、懲罰を受けた」(同)という。新潮によると、山上は英検1級取得のための勉強をしているそうだ。現在も統一教会信者である母親は新潮の記者に、息子への思いをこう語っている。