たかまつなならが日本版#MeToo運動開始で性加害を告発…吉本芸人は組織ぐるみ、悪行次々と明るみに
「#芸能人を守る法律を作ろう」署名続々
実際、そうした心身への傷は時間がたてば癒えるものでもない。元女優の若林志穂さんはSNSでこう訴え続けている。
《あるミュージシャンから薬物を持ってこられて監禁されてレイプされて暴力を振るわれた》《Nさん、早く捕まって下さい。警察の方々早くNさんを捕まえて下さい。正直、怖いです》
たかまつらによる「#芸能人を守る法律を作ろう」は署名サイトで、昨年11月から6700人を超える署名が集まっていて、さらに被害者調査も行いつつ、専用窓口などの整備にもあたっていくとした。某芸能プロ社長はこう言う。
「約20年前、マネジメントしていた女優が性加害に遭いました。クライアントから愛人になるように言われ、断ったら、彼女は仕事を降板させられました。性加害では、民事訴訟を起こしましたが、当時は被害者本人しか告発できない親告罪。そのためプロダクションは、タレントを傷つけられたことによる損害賠償請求するような変化球が必要でした。今は刑法改正で親告罪でなくなった上に、不同意性交等罪・不同意わいせつ罪ができた。さらに新法などの整備によって、芸能界の浄化につなげてもらいたいですね」
ジャニー喜多川氏の連続児童性加害で、旧ジャニーズ事務所が解体したように、お笑いや音楽、映画やドラマの世界にもメスが入っていくことになりそうだ。