「アダルトビデオは絶滅危機」…村西とおる監督がAV新法改正イベントで怒りの街頭演説!

公開日: 更新日:

「みなさま お待たせいたしました。お待たせしすぎたかもしれません。このままでは日本では、アダルトビデオの灯が消えてしまいます。どうか、ご協力をお願いいたします」

 “全裸監督”ことAV監督の村西とおる(75)が16日、永田町、新宿、渋谷を街宣車で移動し「AV新法」改正の署名を呼びかける街頭演説を行った。

 現役、OB合わせたAV女優7人を含む業界関係者約150人が渋谷の街をデモ行進。その後、場所を移して行われた「AV新法改正『ナイスですね!』演説イベント」で、村西監督はこう訴えた。

「AV新法は“貧困ビジネス”をやっているやからが成立させたもの。弱者である女性を救うという大義名分のもと、あちこちから多額の助成金をもらっている。このままでは日本のAVはなくなってしまうという強い危機感がございます」

 2022年6月に成立した「AV新法」は、「施行後2年以内(今年6月まで)に施行状況等を勘案・検討され必要な措置を講じる」との見直し条項がある。

「それで今度は彼ら、被害者救済を盾に、リアルなセックスシーンを禁止しようとしている。これは表現の自由、職業選択の自由の侵害に他ならない。本番の強要なんてハメ撮りして投稿サイトに無修正の違法動画を上げてるやつらの話であって、我々適正AVの世界では、誰かを傷つけるような違法な行為なんてないですよ。40年前のロマンポルノの世界に戻れというんですか。この改悪を阻止しないと日本のAV産業は本当に崩壊してしまいます」

「AV新法」は厳しい出演制限などにより、出演者を救うはずの法律が、逆に出演を希望する女優たちを追い込んでいるとの声が上がっている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  3. 3

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 4

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  5. 5

    マイナ保険証「期限切れ」迫る1580万件…不親切な「電子証明書5年更新」で資格無効多発の恐れ

  1. 6

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  2. 7

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  3. 8

    Mrs.GREEN APPLEのアイドル化が止まらない…熱愛報道と俳優業加速で新旧ファンが対立も

  4. 9

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  5. 10

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差