公開日: 更新日:

「トラウマ」という言葉があるように、激しい怒りはしつこく心にくすぶり続けます。沈静化したと思っても、また何かのきっかけで沸々と心の中で怒りが再燃してくるのです。そして、その怒りにとらわれてしまうと、目の前のやるべきことに集中できなくなったり、冷静な判断力が鈍ったりします。

 そこで、簡単にできる怒りの浄化法をご紹介しましょう。まず、紙に自分の怒りをじっくり具体的に書き上げてみます。例えば「あの一斉メールはなんなんだよ。俺に文句があれば直接言え。会うと目も合わせられないくらい小心者のくせして。人の揚げ足取りのくだらない文句をわざわざ一斉メールで流すな。卑怯(ひきょう)者め……」などと、思いの丈を紙にぶつけてください。

 思う存分、紙に怒りの気持ちを書いた後、思いっきり勢いよくビリビリと細かく破きます。ビリビリと破くとき、「この嫌な感情には、はい、これでおさらば!」「バカなやつに心を乱されるのはおしまい! さあ、自分に役に立つことにエネルギーを使うぞ!」などと声に出して言ってみましょう。人目があるときは心の中でつぶやくだけでもOK。すると、ネガティブな怒りにとらわれていた心を前向きにリセットしやすくなります。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭