ミロンガ・ヌォーバ(神田神保町) 昭和の雰囲気を残す隠れ家
〈雑誌の編集者であった私にとって「ランボー」は古戦場だった。〉――週刊新潮に連載していた「男性自身」の中で山口瞳はこう書いている。神田小川町に本社を構えていた河出書房で雑誌「知性」の編集をしていた30歳ごろ(1954~57年)のことだ。
戦前は銀座にあった出版社「昭森社」…
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