日本料理 湯木(北新地 新店)魯山人のすき焼きが蘇る

食通として数多くの逸話を残した北大路魯山人は、すき焼きとて独特の食べ方をした。煮立てしながら食べることを書生食いと非難し、「砂糖を入れれば旨いとする料理は極端に味覚の低下を示す」と、一般的な作り方を嫌った。つまり彼は、すき焼きを醤油とだし、酒(戦後はみりんも少し使った)で調味し…
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