唐への留学を切り上げ密教の教義を持ち帰った空海の苦悩
最澄が頭を垂れて弟子入り
空海といえば、平安時代に高野山に金峯山寺を建立し、真言宗を開いた高僧として有名です。
宝亀5(774)年、讃岐国多度郡弘田郷(現・香川県善通寺市)の地方豪族に生まれ、15歳のとき伊予親王の侍講であった阿刀大足について勉強すべく都に上り、18歳で「大学寮」に入学。官吏にな…
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